マイクロスコープ研修会
2021年4月9日
昨日4/8は診療をお休みにさせて頂き、マイクロスコープ治療の中のミラーテクニックについての研修会に参加しました。
マイクロスコープとは手術用顕微鏡のことで、精密な治療をするために歯科治療でも使われています。肉眼では見えないものを3倍から20倍程度にまで拡大観察することができます。肉眼では見えないような小さなむし歯を発見すれば初期段階での治療が出来ますし、暗く狭い歯の根の管も、顕微鏡治療では明るく拡大出来ますので、従来のレントゲンを参考にしながら経験と勘を頼りに施す治療とは大きな差が出ます。
全国の歯科医院での普及率はまだ10%以下と言われるマイクロスコープですが、当院でも導入しており主に虫歯治療や根管治療で使用しております。
今回はマイクロスコープを用いた治療の中でもミラーテクニックという、治療部位を直接みるのではなくミラーに写った像を見ながら治療する治療法のトレーニングをひたすら行いました。
やはり歯の裏側や奥歯など直接見ることができない部位は多く、このミラーテクニックを習得することがマイクロスコープを用いた治療のレベルを上げるには必須だと強く感じました。
これからもトレーニングを続け、診療のレベルを上げていけるよう努めてまいりますので宜しくお願い致します。