インプラントも歯周病になるの?長持ちさせるコツは定期的なメンテナンス
2023年3月31日
皆様、こんにちは。
渋谷区の歯科・歯医者「初台デンタルオフィス」です。
インプラント治療を行った、という方、長期間の通院お疲れ様でした。
外科手術があるうえ、治療が終わるまで半年〜1年ほどの時間がかかるので、インプラント治療を無事に終えて、ホッとされたのではないでしょうか。
ただ、インプラント治療は、入れたらそれで終わり、というものではありません。
インプラントを長くご使用されるためには、これからのメンテナンスが大切なのです。
メンテナンスの目的は「インプラント周囲炎」の予防
インプラントは人工の義歯なのでむし歯にはなりませんが
「インプラント周囲炎」とは、インプラントを入れた周りの組織が炎症を起こしている状態のことをいいます。
インプラントに付着した「歯垢」が原因で引き起こされる細菌感染症の一種です。
「歯垢」とは、食べものに含まれる糖分をエサに細菌が繁殖したもので、触ると白くネバネバしています。
きちんと歯が磨けていない、歯医者でのメンテナンスが行われていないなどが原因で、細菌がインプラントと歯ぐきの間に入り込み、歯ぐきに炎症を起こしてしまいます。
歯周病と同じように、歯ぐきの腫みや膿み、出血などの症状があらわれ、やがてインプラントを支えている骨を溶かしてしまい、インプラントが抜け落ちてしまうこともあるのです。
治療後に定期的にメンテナンスを受けていると、インプラントの周りでのトラブルが少ないという報告もあり、インプラント治療が成功するかどうかは、インプラント周囲炎を予防できるかが重要になります。
(出典:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」 歯科インプラント治療のための Q&A「⑥ インプラント治療でのメインテナンスの重要性について」より)
メンテナンスを行う頻度は?
お口の状態にもよりますが、3ヶ月に一度くらいの頻度でメンテナンスにお越しください。
様子を見るために、もう少し短い頻度でメンテナンスを行うケースもあります。
お忙しい中、通院の時間を取るのも大変だと思いますが、歯科医師の指示通りお越しください。
インプラントのメンテナンスでは、通常の歯医者の定期検診と同じように、以下のような治療を行います。
・お口全体やかみ合わせの確認
・歯磨き指導
・お口のクリーニング
インプラント寿命を長持ちさせるためにメンテンナンスを行いましょう
メンテナンスは、インプラントを長持ちさせるためにかかせません。
せっかく費用と時間をかけて入れたインプラントですから、できるだけ長く使用したいですよね。
メンテナンスは特別な手間がかかるものではなく、年に数回通院していただくだけです。
お口のチェックや、きちんと歯磨きができているかの確認もできるので、他の歯のむし歯や歯周病の早期発見にもつながるメリットの多いものなので、定期的にご来院ください。
京王線初台駅から徒歩9分の「初台デンタルオフィス」では、患者さんの笑顔のために、お一人お一人に寄り添った治療を行っています。
「日本口腔外科学会口腔外科認定医」である院長が、安全で精度の高いインプラント治療をご提供します。
インプラントに興味がある、インプラントを長持ちさせたい、という方は、初台デンタルオフィスまでご相談ください。